【三菱Jeep】<j58>車の外装と内装を紹介。

こんにちは。Ayanoです☺︎!

三菱Jeepは今の時代には造られていない旧車で、とても運転しがいのある車。

昔の車だからネットの情報が少ないので、一人でも多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。☺︎

三菱Jeepって?

僕は三菱ジープ!男の子なのにジープちゃんと呼ばれてるみたい☺︎

三菱Jeepは、昔アメリカで軍事用に生産された車で、日本で製造するにあたって三菱が製造権を獲得し、1953年より日本で生産開始。

最初は全ての部品がアメリカで造られたものだったので、車に三菱のロゴの菱形のエンブレム◆◇は無かったそうです!

1998年には、最後の三菱Jeep(最終生産記念車)が限定300台で生産終了今は在庫販売も終了しているので、今はもう中古でしか買えないとても貴重な車です。

三菱ジープはぐっさんの愛車としても有名ですよね☺︎

引用元:ENGINE WEB

三菱ジープとよく見るジープの違い

よく、” Jeep ” というと、このジープ☟

を想像される人が多いかと思いますが、

このJeepはアメリカの四輪駆動ブランドで、日本では Jeep Japan の管轄

それに対して、私たちが乗っている ” Jeep” は、

”三菱Jeep”と呼ばれ、上の☝︎アメリカのJeep☝︎の製造権を獲得し、三菱自動車が製造・販売していたもの。

真ん中には三菱自動車が製造した証の菱形のエンブレム◆◇があるよ!

なので、実はこの二つは昔を遡ると元は同じ車ということになるので、見た目が似ている理由はそういうことです!

国産でJeepと正式に呼べるのは三菱Jeepだけですが、

トヨタのランドクルーザーやスズキのジムニーだったり、四輪駆動SUVは、「ぜーんぶ Jeep!!」って呼んじゃうドライバーさんもいるみたい☺︎

それくらい ” Jeep=オフロード ” のイメージが強いって事ですね。

私たちが乗っているジープの型式は j58

三菱ジープには ”型式” があり、それは製造年代・エンジン系統などをまとめたモデルごとに設定されています。

私たちが乗っている型式は、『 j58 』!

昭和54年の1979年生まれ。

因みに言うと、 j58 (カイ)』!!

』というのは、どこか改造した場所があり、そこを構造変更登録をしている事を言います。

私たちのジープちゃんはリフトアップしているので『 』となっています ☺︎!

確かに僕、背が高いかも!

リフトアップ:車を改造して車高を上げること。別名ハイリフトと呼ばれることもある。

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外装写真(正面・横・後ろ)

ジープちゃんの外装写真です☟!

正面
右横
後ろ
左横

どこの角度から見てもカクカクしてて本当可愛い!

この写真は、雪国用にスタッドレスにしてあり、タイヤがいつもより小さくなっているので、オーバーフェンダーも取り外してあります。

スタッドレス(スタッドレスタイヤ):積雪面や凍結面などの摩擦力の低い路面に対して滑りにくい仕様にしたタイヤのこと。しっかり路面を掴めるようにタイヤにギザギザがある。

オーバーフェンダー:幅広タイヤを履く際に、車体に後付けで取り付けるもの。タイヤ・ホイールは車両の外側にはみ出してはならないという規定があるため。

内装写真(コックピット)

ジープちゃんの内装写真です☟!

運転席と助手席目線
左からオイル温度計・電圧計(?)(←わかりません!)・車内灯
ラジオ(使えません(;_;))
左から車内循環・ダクト
タコメーターとスイッチ類
ヒーター切り替え
トランスミッション説明書き
シフトレバー
4WD 切り替えレバー
中央インパネ類
左から燃料計・油圧計・速度計・水温計・電流計。上はチョーク。
傾斜計(後付け)
左からハザード・シガーライター・ファン
ワイパー・ライト・スロットル
送風系統の説明書き
←引っ張ると、グローブボックス
↑CDデッキ(後付け)と旅のお供ジプニー君
低速/ニュートラル/通常走行 切り替えレバー

車の運転席と助手席の内装の部分って、 ”インパネ” ”ダッシュボード” と呼ばれることが多いのですが、 ”コックピット” とも呼ばれるみたいです。

飛行機では聞くけど車では聞いたことない(°_°)

ジープちゃんと仲良くなってからは、ジープちゃんらしく ”コックピット” と私とさきょうさんは呼んでいます☺︎

写真説明に『後付け』と書きましたが、これは前のオーナーさんが新車購入時とは別に、後から取り付けたものの事です。

三菱ジープは、自分で後付けしてカスタムしていけるという楽しみ方があるので、車をどんどん自分好みにできるって素敵!

前のオーナーさんがたくさん可愛がっていた が受け継げて嬉しい☺︎

幌を外すと、フルオープンに変身!

三菱ジープといったら!

幌(ホロ)を外すとフルオープンにできちゃう!!

フルオープンで走るとめちゃくちゃ気持ちいい☺︎

でもオープンカーってよく耳にしますが、三菱ジープはそのオープンカーで想像するようなオープンの仕方はしません。

三菱ジープをフルオープンにするとこんな感じ☟

オープンしすぎて超開放的!

屋根からお尻にかけてだけではなく、フロントガラスも前に倒れてオープンしちゃいます。

もちろん、このまま公道が走られます。

夏場にこの状態で走ると、本当に気持ち良くて最高。でもフロントガラスも倒すと顔面に風が直撃なので、普通に走るときはサングラスは必須です(笑)

他の車と違うところ

三菱ジープは他の車と比べて違うところが沢山あって、他の車と比べるとちょっと不便。

でも私たちが生まれるずっと前の、40年以上前に作られた車だから不便なのは当たり前で、そこが可愛い。

他の車と比べて違うところはコレ☟

重ステ(おもステ)

ステアリング(ハンドル)がとにかく重いです。

車を動かす時、今の車だったらパワーステアリングがついているので、さほど力を入れずにステアリング(ハンドル)を回して車を左右に振ることができます。ですが三菱ジープはそのパワーステアリングが付いていないので、直接ステアリングに力を加えてタイヤを動かさなければなりません。タイヤが大きければ大きいほど接地面が広くなるのでステアリング(ハンドル)を回すのも超大変。

パワーステアリング:ステアリング(ハンドル)を軽くしてアシストする機能

ワイパーが上から降りてくる

普通ワイパーってフロントガラスに2本、下から運転席の右上に上がってくるものですが、三菱ジープは上から運転席の右下に下がってきます。

ちなみにワイパーの速さは二段階で、もちろん雨の量を検知して自動で速さを変えてくれるような機能なんかは付いていません。

フロントガラス部分以外、幌(ホロ)で出来ている

幌(ホロ)というのは、分厚いちょっと硬いビニール製みたいだけど布製のものの事。(説明へたっぴ)

オープンカーなどでよく使われるソフトトップのようですが、ちょっとだけ生地が違います。

フロントガラスの前面以外、屋根も壁もドアも全てその幌で出来ているので横からの衝撃には弱いです。でも前からの衝撃には超強い。骨組みがしっかりしているので戦車並みです。

幌が傷ついてしまっているところがあったりすると、大雨の日は雨漏りしちゃうことも。私たちのジープちゃんは雨の日タオル必須です。(笑)

ソフトトップ:布やビニールなどの柔らかい素材で出来ている車の屋根のこと

窓はビニールでチャック式

今の車では考えられないことですが、窓はガラスではなくビニールでできています。ガラスと違って、経年劣化で曇ってきたり傷ついてきてしまったりするのである程度メンテナンスが必要。

そして、窓を開けるときは外側からチャックで開けます。ひと昔前のレギュレーターハンドル式が主流の頃でも、三菱ジープ(のバンタイプ以外)は窓は断固、ビニール製。(ドア部分が幌でできているため窓だけガラスという訳にはいきません)

レギュレーターハンドル:窓を開ける際、窓の下についているハンドルをくるくる回すハンドルのこと

エアコンは無いけどファンが最強

旧車なのでエアコンはもちろん付いていません。その代わり、ファン(送風機)がついていて、この子がとても優秀。

エンジンルームと車内の送風口が繋がっているので、エンジンルームの暖かさが直に伝わります。それが冬場はヒーターとなるので、暖かさは最強です。

それに対して冷たい空気はエンジンから出てこないので、夏場はフルオープンにして風を浴びながら走ります。(汗)

後部座席は貨物置き場で対面式

三菱ジープは最大で4人乗ることができます。

4ナンバー小型貨物車登録なので、車検証の乗車定員の表記の仕方は “2[4]人” となっています。(☞貨物を乗せない時は4人乗ってもいいよということ!)

そして後部座席は対面式で、電車のように進行方向を横にして座ります。お尻の部分を背もたれ側に収納できる折りたたみ式になっているので、普段は閉じて使う時にだけ開きます。

4ナンバー:小型貨物車に付けられるナンバーのこと。(ジープちゃんの【三重 400 ぬ 3393】のの部分。ちなみに00の部分は希望番号かランダムなのかで決まります。)

四輪駆動の切り替え方が手動

三菱ジープは究極のオフロード車なので、タイプはもちろんパートタイム4WD自分で手動で二駆/四駆に切り替えます。

停車中のみ切り替えが可能で、切り替えには2つの動作が必要。まず最初にタイヤの中央にあるフリーホイールハブ(ロッキングハブ)を2から4(FreeからLock)へ回し、その後シフトレバーの横にある4WD切り替えレバーを4に入れる。

四輪駆動はフルタイム4WDが増えている中、スイッチ切り替えでもなく手動で切り替えるのはとても珍しいです。

<詳しい方法はこっち☞ 三菱Jeep【四輪駆動への切り替え方】切り替えには二段階ある

4WD:全部のタイヤに力を伝える四輪駆動のこと

パートタイム4WD:手動で二駆/四駆の切り替えを行う4WDのこと。通常時は二駆で走行。ドライバーが路面状況を把握し、切り替えに正確な判断をする必要がある。

フルタイム4WD:自動で二駆/四駆の切り替えを行う4WDのこと。センサーによって路面の接地状況が判断され、自動で駆動力が配分される。手動で二駆に変えられるタイプもあるが、ドライバーは特に駆動配分に囚われる必要はない。

フリーホイールハブ(ロッキングハブ):タイヤのホイールの中央部分にある出っ張り(ホイールハブ)の一種で、駆動力をタイヤに伝えるかを手動で切り替えられる機構を備えている。

『壊れたらディーラーに行く』のではなく、自分で直す

三菱ジープは、車を運転するために必要なものしかほとんど付いていません。そのため構造はとてもシンプルで、ボンネットを開いて中の構造を見れば、車がどのように力を加えられてどのように動いているかが目で見て分かります。

『車が壊れたらディーラーに行く』という概念がない理由は、三菱自動車に持って行っても古い車なのでラインアップからもなくなっていて、対応してくれる整備士さんもほとんどいないから。

なのでジープちゃんに何かあれば、どこが悪いのか自分で見つけて調べて、出来るなら自分で対処します。

暖機をしないと車が発進できない

三菱ジープにマストなのが、暖機

暖機せずにエンジンが冷たいまま発進すると、中の部品達が上手く動いてくれず負荷が大きくかかるため、車にとても悪いです。

そのためエンジンをつけてから発進するまで、大体5〜15分くらい待ちます。そして、運転席の水温計0以上になってきたらエンジンが暖まってきた証拠。しっかり確認ができたら発進します。

⚠︎すぐに発進したい時でも、古い車なのでちゃんとルールは守って扱ってあげなければいけません。

暖機:動かし始めに低負荷運転をすることで、機械本来の能力を十分に発揮できるようにすること

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まとめ

三菱Jeepをまとめるとこんな感じ。☟

三菱Jeepは、元はアメリカの軍事用に製造された車で、日本で製造するにあたり三菱自動車が製造権を獲得して、日本で正式に”三菱Jeep”として製造・販売されていたもの。

40年以上前に造られた古い車なので、今の車と比べると少し不便なところがあり、お世話しないといけない部分が多いですが、それがまた可愛くて愛着が湧きます

車に必要な装備しかほとんど付いていないので、車本来の楽しさを味わえて、今の車にはない楽しみ方がある

さきょうさんと私はこのジープちゃんが大好きで、とても大事にしています。

お出かけする時はジープちゃんといつも一緒!いつもいろんな所に連れて行ってくれてありがとう。

いつもみんなに「すごい車だね!」「イカしてんね!」って言ってもらえて、二人で舞い上がっています ٩( ᐛ )و

三菱ジープに乗っていると、車好きな人もそうでない人も色んな人から声かけてもらえたり、ジープ乗りさんと無条件で仲良くなれる所がまた良い所。

でも、まだ道を走ってて三菱ジープとすれ違った事がないから、いつご対面できるか楽しみ!

三菱ジープ乗りさん、会った時はよろしくお願いします☺︎

読んでいただきありがとうございました☺︎

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