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こんにちは!
カップル同室で日本全国リゾバ中のAyanoです☺︎
今回は、【漁師のリゾバ】の中身を公開。
でも漁師のリゾバっていっても、実際に漁師さんになったわけではありません⚠︎
”漁師さんのアシスタント” として、北海道の利尻島で2ヶ月間働かせてもらいました。
とても珍しい職種だと思うので、
よく質問のある事項を主体に、実際に経験した仕事内容を紹介していきます☺︎
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【漁師のリゾバ】仕事内容
漁師さんというと、いろんな漁の仕方があり、
時期によって獲れる魚が変わるので、その漁の仕方によって
▶︎勤務時間
▶︎仕事量
なども変わってきます。
私たちが働いている場所は、北海道の離島。
この島で獲れるのは、昆布やウニ、鮭、ホタテ、タコ、ナマコなど様々です。
私たちの親方は、この時期 ホッケ漁 をします☺︎

ホッケ漁の仕事内容は、
漁がある日と、漁がない日で仕事内容が違います。
簡単にこんな感じ。
\仕事内容(漁がある日)/
- 船からの荷上げ
- ホッケの網外し
- 魚の選別、出荷
- 次の漁の準備
\仕事内容(漁がない日)/
- 使えなくなった網の解体
- ホッケの加工
- 漁で使う備品の手入れ
と、とてもシンプルな仕事内容。
学歴や経験は不問なので、やる気だけあれば仕事ができます。(服装や髪型髪色・アクセサリーなども自由です)
漁師さんの仕事は、
重いものを運んだり持ち上げたりする事が多く、かなりの体力仕事です。
いろんな漁がある中、私たちはホッケ漁でしたが、違う漁だとしても、体力仕事なのは間違いなし。
時期によって、獲る生き物が変わるとともに漁の仕方(=仕事内容)も変わりますが、
漁をするのがどんな小さな生き物だとしても、
海水を運んだり、重いバケツを持ったり、道具を使うのに握力を使ったり、いろんなパワーを使います⚠︎
仕事内容が変わるといえど、
どの漁でも体力が必要なくらい、漁師さんの仕事は大変です。
ちなみに私たちは2週間、筋肉痛が取れませんでした。(笑)
【漁師のリゾバ】一日のスケジュール
漁がある日と漁がない日で仕事内容が大きく変わるので、一つずつ紹介していきます。
まずは、漁のある日の一日のスケジュール。
獲ってくる魚の量が毎日違うので、仕事始めの時間も日によって変わります。
\ 漁のある日の一日のスケジュール /
〜時間〜 | 〜仕事内容〜 | 〜ここが大変!〜 |
---|---|---|
6:30~8:00 | 船からの荷上げ作業 | 100kg以上するカゴを30個以上クレーンで運ぶ。 手作業の部分がめちゃくちゃ重い! |
8:00~12:00 | 魚の網外し | 絡まった網の中から一匹ずつ魚を取り出す作業。 1カゴ外すのにかかる時間は、約1時間! |
(12:00~12:30) | (お昼休憩) | (みんな食べたらすぐに作業に戻るので 全然ゆっくりできません) |
12:30~14:00 | 魚の網外し | たまに獲ってきた魚が多過ぎて 終わりが見えない時もあります… |
14:00~15:30 | 魚の選別作業 | 一匹ずつ手作業で選別機に入れて、 6種類の重さに10kgずつ分けます。 |
15:30~17:00 | 魚の出荷 / 網捌き | トラックで漁業組合まで出荷。 ホッケだけで2〜4トン!単位がトンです! 網捌きでは、絡まった網を綺麗に元通りにします。 |
17:00-17:30 | 次の漁の準備 | 捌いた網を船まで運んだり、カゴを移動したり。 運ぶもの全てがとにかく重い! |
17:30-18:00 | 掃除 | 一日使った蔵の中を隅々まで洗浄。 どれだけ頑張っても魚のにおいは取れません。 |
時間がバラバラなので、大体の時間で書いていますが、
始まる時間は親方の船が港に入ってからなので、大体6:00~7:30で、
終わる時間は、大体17:00~18:00。
でも魚が多い時に、
親方に朝の5時くらいに電話で叩き起こされた時もありました。(笑)
さきょう!あやのちゃん!今日魚たくさん獲れちゃったよ!早く起きて!!

そしていつもより働く人が少なかった日には、20:30に終わったことも。
(親方はこの3時間後にまた次の日の漁に出ました…恐ろしい。)
漁のない日は、始まる時間も仕事内容もバラバラです。
簡単に紹介します☺︎
\ 漁のない日の一日のスケジュール /
【ホッケの開き作りの日】 ー10:00~11:30ー
〜時間〜 | 〜仕事内容〜 |
---|---|
10:00~10:30 | ホッケを捌き、内臓を取り出して 白くなるまで根気よく身を洗う。 |
10:30~11:00 | 濃度を合わせた塩水につける。 (ひたすら待つのみ) |
11:00~11:30 | ホッケをコンテナに運び、 身を開いて干す。 |
【網解体の日】 ー8:00~15:00ー
〜時間〜 | 〜仕事内容〜 |
---|---|
8:00~12:00 | 使えなくなった網の解体。 ひたすら網をハサミで切ります。 |
(12:00~13:00) | (親方が「飯食い行くぞ!」と ラーメンに連れて行ってくれました) |
13:00~15:00 | まだまだ網の解体作業。 最後には腱鞘炎疑惑… |
【漁の準備の日】 ー9:00~11:00ー
〜時間〜 | 〜仕事内容〜 |
---|---|
9:00~9:30 | 網の整理・網の移動。 海に投げる網なので、しっかり重いです。 |
9:30~10:00 | 出荷する魚の入れ物の準備。 一日に使う入れ物の量は、約300個! |
10:00~11:00 | 蔵の掃除・船へ網入れ。 次の漁がスムーズにできるように整頓します。 |
漁がない日の仕事は、時間から仕事内容まで全てバラバラで、
朝から夜まで仕事はせず、大体2.3時間程度で終わる事が多いです。
他のリゾバと違う部分がたくさん
漁師のリゾバは、他の一般的なリゾバとは少し違うところがあります。
一つずつ紹介していきます☺︎
【雇用形態は、派遣社員ではなくアルバイト】
☞ 漁師のリゾバを紹介してもらったのは、いつも通りリゾバの派遣会社さんなのですが、派遣会社さんは仕事を紹介するのみで、後は自分たちで漁師の親方と電話で連絡を取ります。
採用不採用も親方との電話で決まり、
採用となった場合、派遣会社さんは通さずに漁師の親方から直接雇用されることになるので、給料も直接親方からもらいます。
そのため、自分たちで
▶︎国民健康保険
▶︎国民年金
の二つには入っておかなければなりませんでした。
もちろん、源泉徴収票なども親方から直接もらうことになります。
【勤務時間が決まっていない】
基本的に、働く時間は朝の8時〜17時となっていますが、
毎回魚の量で仕事量が変わるため、その通りには進みません。
勤務時間は全て漁次第ということになるので、漁師のリゾバは多く見積もって朝の6時〜20時が働く時間です。
長い時は夕方まで働き、短い時であればお昼過ぎに仕事が終わることもあります。
【休日は、天気で決まる】
一般的なリゾバは休日は前もって決まっているものですが、漁師のリゾバはそうではありません。
漁師のリゾバの休日は、大体次の日の天気によって決まるので、
漁に出られないような、風が強い日や海が荒れる日はお休みになります。
朝にならないと漁に出るかどうかわからない時もあるので、その時はちょっと大変。
天気によってその都度お休みの日が変わるため、休日の予定は立てにくい部分もあります。
【漁がなくても、いくらでも仕事はある】
漁師さんって漁がない日は仕事がないと思いきや、親方曰く、仕事は無限にあるとのこと。
私たちが実際にした仕事では、
いつも使っている仕事道具の整理や新調、小売りで販売する品物の準備、他の漁師さんのお手伝いなど、いろんな仕事がありました。
なので、天気が悪い日は仕事がない!と焦らなくてOK。
私たちの親方は、
▶︎漁がない日に仕事をするかどうか
▶︎何時間くらい仕事をしたいか
を決めさせてくれる人だったので、漁がない日は親方と仕事量を話し合って決めていました。
タイムカードなどはなく、自分で働いた時間をメモ
私たちが働いた仕事場には、出勤・退勤などのタイムカードのような機械はありません。
親方もみんなが働いている時間を見ていますが、人が多く把握仕切れない時もあるため、ミスがないように自分たちで働いた時間をメモしておきます。
私たちはExcelに自分たちの出勤表を作って毎日打ち込んでいました☺︎
そして月末に働いた日数・時間を確認し、親方が計算して給料を算出します。
【休憩時間が決まっていない】
漁師さんの仕事は体力仕事のため、仕事の切りが良い時に小休憩を入れます。
その休憩の入れ方がとっても大胆。
親方が
「休憩するど〜!」
と言ったら休憩が始まります。
この時間はジュースやお菓子が貰えるのですが、働き者の島の人達は飲んだら終わり。
休憩時間は大体2.3分ほどです。
お昼休憩も同じで、12時近くになって切りが良い時に
昼にすっぞ〜!
と言ってお昼が始まります。
休憩終わりの時間も決まっておらず、各々休憩できたら仕事に戻ります。
ちなみに休憩時間として出勤表に書くのは、大体の時間の0.5hと書きます。
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こういう人には向いてない
漁師のリゾバは少し特殊なところがあるため、
普通のリゾバと同じように働けると考えない方がいいです⚠︎!
(私たちも初めてがたくさんすぎて戸惑いました)
もし漁師のリゾバに興味あるなと思っている人がいれば、
自分が当てはまっていないか、以下を読んで確認してみてください。
▶︎朝が苦手な人
・・・朝日が出て間もない時間から働くこともあります。一番遅くて朝の8時から。
▶︎魚や海の生き物を触れない人
・・・手袋はしていますが、魚はもちろんヒトデや貝類などの生き物も触ることになります。ヌメヌメしていたり魚の口からドロドロが出てきたりもします。
▶︎生魚のにおいが苦手な人
・・・仕事上、魚くさくなってしまうのは当たり前。毎日全身が魚のにおいに包まれます。
▶︎鳥がキライな人
・・・カラスやウミネコが魚を目当てによく遊びにきます。近すぎて触られたりすることも。
▶︎綺麗好き・潔癖症な人
・・・顔や髪の毛などに魚の汁が飛んできたり、汚れるのも当たり前。魚のベタベタが付いた手袋のままジュースを飲むことなんて日常茶飯事です。
▶︎体力・筋力に自信がない人
・・・仕事内容は全て体力仕事なので、持久力も必要です。重いものを運んだりするので、ある程度の筋肉もないと仕事ができません。
▶︎マッチョになりたくない人
・・・この仕事は毎日が筋トレです。肩まわりを中心に、働けば働くだけマッチョになります。
当てはまる人がいたとしても、他で補えられれば働く分には全然申し分ないとは思います。
私は実は二つ当てはまっていて、朝が苦手でプチ潔癖症なのですが、仕事だと割り切ったら頑張れました…☺︎!(必死)
実際に経験してみての感想。ぶっちゃけオススメ?
ぶっちゃけ、オススメです。
こんな経験できることはそうそうありません。
仕事や環境などに驚くところはたくさんありますが、船に乗れたり、いろんな魚を触って自分で捌いたり、大体想像していたことが想像以上で大迫力です。
実際に働いてみて、漁師さんの仕事が大変だということも身に染みてわかりました。
普通の仕事とはちょっと違って合う人合わない人、人それぞれあると思うので、
万人にオススメ!絶対やった方がいい!までオススメはしませんが、人生経験としていい経験になることは間違いなしです☺︎!
いろんな職業を経験してみたい人や珍しい仕事をしてみたい人、漁業の中身を自分の目で見てみたい人など、冒険心・探究心が旺盛な人は仕事が楽しいと感じると思います。
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