こんにちは! Ayanoです。
題名の通り、リゾバ、始めました。
2020年で私は仕事を辞めて、2021年からスタート!という事で、さきょうさんと二人で愛車のジープちゃんと冬のリゾート地、新潟へ。
今までの固定給の会社員期間とは打って変わって、これから新潟で働くのは時給制度。
働けば働いた分、お金がもらえます。
今まで、名古屋で仕事っぽい仕事しかした事がなかった私にとっては、
初日から衝撃的なことがあり過ぎて、何から何まで全部に驚きでした。(笑)
赴任した場所によって仕事内容や職場環境はもちろん異なりますが、私たちが赴任した初めてのリゾバの場所は、「これが仕事!?」の連続。
多分、毎日朝から夜まで会社勤めの人がこれを見れば、
私のように、この想像もつかないリゾバの内容に驚いちゃうんじゃないでしょうか。
こんなのってアリ!?

私が「これが仕事!?」と思った驚きの波がいくつかあるので、何段階かに分けてお伝えしたいと思います。
私の感じ方そのまま伝えますね!☺︎
(⚠︎私の個人的な感覚で、私の個人的な感想です)
初めての仕事にちょっと緊張気味なリゾバ初日。
ほんっとに衝撃的な一日でした。
【第一の波、遊ぶのが仕事】
まず仕事内容。
私の部署で仕事が大変なのは最初と最後だけ。
私が任されたのは、縦と横幅150mくらいの子供達の雪遊び場。
スポンジ遊具やふわふわの大きい滑り台があったり、ソリやスノーレーサーなどいろんな乗り物がある場所でした。
はじめましての挨拶が終わった後、まず指示されたのは、想像通りの仕事。
スノー遊具を出して、コースにポールを立てて、機械を動かすボタンのスイッチを押して。
雪国のため気温は低くて寒いし、遊具は結構重いし坂ばっかりだし、雪の中作業するからめちゃくちゃ疲れましたが、
ここまでは本当にイメージしていたまんまの仕事内容でした。
一通り準備が終わったら、みんなで試運転。
これが超楽しい。(笑)
コースがちゃんと整備されているか、お客さんが滑っても危なくないかのチェックなのですが、
普通に「イェーーーイ!!イヤッフィーー!!!」ってみんなで笑いながら滑って、遊んでいるのと同じ感覚でめちゃくちゃはしゃぎました。
まずこれが第一の波。
初日ということで、全ての遊具をどんなものなのか体験しなければ!という理由をつけて、みんな好きな遊具で好きなだけ遊びました。
20分くらいは普通に時間過ぎていましたね!
「普通はお金を払ってする遊びを無料で何回もできるなんて!」
「しかもお金が発生している仕事中なのに!」
従業員が安全確認のチェックをするのは当たり前だと思えば当然普通のことかもしれませんが、
私にとって、この試運転の時間は仕事というよりも遊びでした。(笑)
【第二の波、余った時間は即休憩】
ここからが第二の波。
準備が終わって、営業時間まではあと40分。
残り時間はみんなで雪かきとかするのかな〜と思っていたら社員さんが一言。
「はい、営業時間までみんな休憩〜!」
えええ(笑)
「休憩〜!」って!あと40分もあるのに!(笑)
驚いている私とは別に、他のみんなはワーイ!って休憩室の小屋の中へ行ったりタバコを吸いに行ったり。
遅れを取らないように私も急ぎ足で小屋の中へ。
いや〜でも、
休憩時間って言っても仕事中だし、時給はもちろん発生しているし、
仕事中に休憩をするという行為に対して罪悪感しかない私は、一人で小屋の周りを雪かきし始めました。
すると休憩していた社員さんが
「何してるの〜!さっきので十分疲れたでしょ!一緒に休もう休もう!」
と、私を強制的に休憩室の中へ。(笑)
従業員に優しすぎるよ社員さん…
というわけで、何をするわけでもなく40分謎の休憩タイム。
初めての仕事中の堂々とした休憩に、私はオドオドが止まりませんでした。
【第三の波、余った奴らは全員休憩】
営業時間開始5分前。
「みんな集合〜!」の掛け声でみんなに仕事内容の説明をし始める社員さん。
営業が始まったら、チケット販売やらお客さんを見守る係やらで人手が必要なのは3人。それを30分交代で行うようでした。
あれ、今日全員で6人いるし…あとの3人はどうするの?
何か違う作業でもするのかな〜と思っていたら、ここで社員さん。
「ジャンケンで勝った3人は休憩で!」
えええ(笑)
また休憩!?いいの!??
もう休憩大好きかよ!(笑)
このゆったりとしたここの仕事環境に慣れていない私は、休憩中に何をしたらいいか全くわかりません。
普通は休憩ばかりなのは嬉しい事のはずですが、
「休憩よりも何か仕事をください!」って焦りの方が大きかったです。
これが第三の波、
名付けて ”余った奴らは全員休憩”。
いや、ちょっと待てよ。
全員で6人いて30分交代制で、余った人達は休憩って、
1時間半仕事して、1時間半休憩!?
もう衝ッ撃!!!
しかも営業時間はトータルで6時間半。
単純計算で、営業始まってからの仕事時間は合計3時間ちょっと。
それに比例して、休憩時間も合計3時間ちょっと。
こんな仕事あります?
もう衝撃的すぎて、本当に休憩時間中何したらいいか分かりませんでした。
【第四の波、座っているだけで時給発生】
営業スタート。
私はジャンケンに負けてしまったので、最初はチケット売り場から。
チケット売り場は、大人2人がギリギリ入れるような小さな小屋があり、そこに一人で待機してお客さんがきたら対応する係。
お金を扱う役目だから、間違えないようにドキドキしながらお客さんを待っていると
一組目の子供連れのお客さんが来ました。
来た!やっと仕事っぽい!
「こんにちはー!!!」と全力の笑顔で対応。
そしたらお客さん、
「こんにちは!チケットってこれでいいですよね。」
と、既にチケットはメインのチケット売り場で購入済みの様子。
チケットを既に持っている方は見せるだけでいいので、そのお客さん達はそのまま入場。
次のお客さん達も既にチケットを持っていて、私はただ笑顔を振りまくことしかできず、
それが次の交代までの30分間続きました。
…
次の順番の人が来てチケット売り場は交代。
「あれ、
私ここで30分ただ座ってただけだ。」
ただ座って、何もせずにお客さんが来たら窓開けて笑顔で「こんにちは!」って言ってただけだ…
座ってただけなのに、これでお金もらって本当に大丈夫!?っていう疑問しかない仕事内容でした。
【第五の波、子供と喋ってたら時給発生】
次の順番が回ってきたのは、自動エスカレーターの入り口に立つ係。
子供が乗り遅れていないか、しっかり全員安全に乗れているかを確認するのが役目。
最初は乗るのに緊張していた子供達もお母さんも、慣れたらササッと乗車に成功。
余裕が出てきた小さい子供なんかは、乗る時に逐一、今のソリの滑りの調子がどうだったか、雪だるまが一番上手にできた話など報告してきました。
別に聞いてないのに自慢げに話してくるからもう超可愛い(笑)
お客さんがエスカレーター乗らない時には、
近くの雪で遊んでいた子供が「見てこれ!」って何かしら喋ってきてくれるからその話し相手をしたり。
子供が頑張って下まで滑ってくるのをお母さんと一緒に微笑ましそうに見たりもしました。(笑)
そしたらいつの間にかもう30分。
いや時間経つのめちゃくちゃ早い。
し、次の30分はエスカレーターの出口に立つ係をしたのですが、それも『本当に30分ちゃんと時間すぎた?』ってくらいでした。
私自身にはこの仕事が楽で自分も楽しんじゃいすぎて、これで給料が発生するって本当に変で変で、しょうがなかったです。
これが第五の波、”子供と喋ってたら時給発生”。
【第六の波、終業時刻になるまで自由時間】
そんなこんなで仕事とは思えないような時間があっという間に過ぎ、最後はみんなでお片付けの時間。
準備と逆のことをすればいいだけなので、みんなで手際良くちゃちゃっと片付けも終わりました。
そして朝と同様、時間が余りに余って、
終業時刻まではお得意のフリータイム。
片付けが終わった瞬間に始まったのが、柔道相撲大会。
メンズ達が本気で遊んでいる中、私はそれを見て横で大爆笑。
なんだこの職場は。めちゃくちゃ楽しいぞ。
普通仕事って、
『時間ギリギリまでするもの』 or 『時間以降もするもの』のイメージが強いじゃないですか?
でもそんなの関係なしに、ここの職場は終わったら終わったで休憩。
やる事だけしっかりやるような、海外みたいなスタンスの働き方に終始びっくりでした。
本当に人それぞれの自由時間を過ごして最後は終了。
【結果】体感が ”仕事1割、休憩9割” だった
一日過ごしてみて存分に分かりましたが、
みんな仲良しだし社員さんは優しい(甘い?笑)し、
何よりやる事やれば、休憩時間がもらえて自分の時間ができる。
しかもその休憩時間が尋常じゃないくらい多い。(笑)
よく考えてみたら、
私の就業時間は、『8:00〜17:00』 。休憩時間はお昼の1時間。
休憩時間はお昼の1時間?
いやいやそんなはずはない!
交代で休憩 + 準備片付けの余った時間諸々含め、
就業時間の半分くらいは小屋の中にいました…
しかも仕事の時間といっても、
▶︎チケット売り場で座ってお客さんがきたら対応
▶︎ちゃんと安全であるか、子供と遊びながら見守っている
のどちらか。
だから ”仕事1割、休憩9割” なんです。
⚠︎ でもちょっとだけ読んでくださっている方々に注意して欲しいのが、
これは、私の立場だから見えた仕事内容であって、
社員さんや他の部署の方達の仕事内容はもっと難しい仕事があったり、また時間などもこんなに自由がきかないような事もあると思います。
この日、寮に帰ってみんなの聞いてみると、リフト整備やゲレンデガイドなど、やっぱり人それぞれ仕事内容や休憩の取り方は違いました。
私が仕事中ずっと楽しく感じるのは、
任されたのが子供の遊園地のようなエリアでもあり、一緒に働く仲間もわんぱくばっかりで、私だけちょっと特殊だったんですね。☺︎
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
またリゾバ生活更新していきます☺︎
ではまた☺︎!
実はこの記事には続きが、、、(?)
この記事で書いている<楽しい楽しい仕事内容>とは全く逆の、大変な仕事があったんです。
その内容の記事はこっち☞【簡単な仕事だけじゃなかった】これがリゾバ豪雪地帯の運命